豊臣秀吉は、刀剣のコレクターであったなどとも言われているようです。戦乱の世の中で、市場に出回っている名刀を買い漁っていたなどというようなことも言われています。実際に、このような行為によって、名刀が保護されたなどというようなことを述べている専門家などもいるようです。実際に、コレクターが存在するという事は、日本刀の価値が高まることも意味し、芸術品としての価値が見出された時期でもあったのかもしれません。一説によると、秀吉は、約360もの刀を日本各地から収集したなどとも言われているようです。日本刀などを美術品や工芸品として認めるための鑑定書などが、「折り紙付き」の語源となっているなどとも言われているようです。刀剣などの鑑定書がその価値を表す証明書であったように、工芸品や美術品に鑑定書が発行されることを、折り紙つき=鑑定書付きで信用性があり、価値のあるものであるといったような意味合いで使用されていたようです。